万葉のこころ~瀬戸内の旅~
2007年 09月 16日
コミセン文化部主催の“万葉集勉強会”が昨日あった。
大高 勇先生のご講義で第八回のテ-マは(瀬戸内の旅)。 奈良の都から九州へは必ず瀬戸内を船で通る。
満ち潮がぶつかる「鞆の浦」はいつも停泊した港。そこには大友旅人の歌。
我妹子が 見し鞆の浦の むろの木は
常世にあれど 見し人そなき の歌碑がある。
63歳で、九州へ左遷された時同行した妻は1年後に亡くなり、その2年後に奈良の都へ帰る
途上で亡き妻をしのんで詠んだ歌です。 「むろの木は今も在るけれど一緒に見た妻はいない」
と嘆いています。 参加者30余人に言の葉ライブのお知らせをさせてもらいました。
大高 勇先生のご講義で第八回のテ-マは(瀬戸内の旅)。 奈良の都から九州へは必ず瀬戸内を船で通る。
満ち潮がぶつかる「鞆の浦」はいつも停泊した港。そこには大友旅人の歌。
我妹子が 見し鞆の浦の むろの木は
常世にあれど 見し人そなき の歌碑がある。
63歳で、九州へ左遷された時同行した妻は1年後に亡くなり、その2年後に奈良の都へ帰る
途上で亡き妻をしのんで詠んだ歌です。 「むろの木は今も在るけれど一緒に見た妻はいない」
と嘆いています。 参加者30余人に言の葉ライブのお知らせをさせてもらいました。
by roudokukoubou
| 2007-09-16 13:35
| 日々の出来事